プレヴラ

プレヴラ
[Prevra]

 廃墟の楽園に招待された、とあるバイオリン弾きの女性。
 箱庭の氷の舞台で演奏することを運命付けられた。デルニエールと共に曲を演奏しながら、新曲を作曲している。箱庭を脱出する条件は”自分自身が演奏することを諦めること”。箱庭の中では一番脆い条件ではあるが、当分は訪れない見込みとなっている。若干子供嫌いの気があり、ミーシャたちが来ると逃げる。

「私じゃまだ、ルニィの邪魔しか出来ないわ……頑張らないと」
 

デルニエール

デルニエール
[Dernier]

 廃墟の楽園に招待された、とあるピアノ弾きの青年。
 箱庭に来る前は右腕を故障していたが、箱庭に来てからは何事もなく治っていた。バイオリンにも精通しており、プレヴラの拙い演奏に心惹かれながら教えている。箱庭を脱出する条件は”音楽を諦めること”。誰かが止めないと一日中弾いている。

「そんなことないさ、プレヴラ。君の音色、僕は好きだよ」
 

アルト

アルテミシア・ヴァニ
[Altemishia・Vani]

 廃墟の楽園に招待された、とある本好きな少女。
 銀の時計台に住んでいた時計技師の娘で、針の音を聞いて育った。同じ名前を持つ少女と名前を分かち合い、箱庭では「アルト」と名乗っている。ミーシャが作ってくれるお菓子を食べながら、時計屋を営むのが楽しく感じている。箱庭を脱出する条件は”全てのヒトが時計を必要としなくなること”。

「誰かが刻んだ時の音を拾いに行くの」
 

ミーシャ

アルテミシア・グランドール
[Altemishia・Grandoll]

 廃墟の楽園に招待された、とある鉱物好きな少女。
 叔父が営んでいた鉱物屋で働きながら、自ら光を放つ鉱石について勉強していた。箱庭で出逢った「アルテミシア」と名前を分かち合い、箱庭では「ミーシャ」と名乗っている。灯屋を営みながら、アルトにお菓子を作ってあげるのが楽しいらしい。箱庭を脱出する条件は”全てのヒトが明かりを必要としなくなること”。

「誰かが灯した燈火を拾いに行くの」