オルゼ
オルゼ
[Orze]
アルストメリア王国に住む、鳥族・黒鷹の青年。夜空に溶け込むような黒髪と黒翼が特徴。
王国では軍にも所属しているが、基本訓練に参加しなくても良い程の体術を身に着けている。
近年は人間の姿を見ていなかったため、国内への侵入者を見つけると意気揚々として襲いたい、らしい。
「文句言ってる暇があるなら皆の不安を取り除いてやれよ」
ギュンツ
ギュンツ
[Gyuntz]
フォブルドン共和国に住む、狼族・黒狼の青年。狼族の族長でもあり、共和国国軍では部隊長として狼達を率いている。
鳥族族長のライラとの恋仲を噂されているが、本人は特別気にしていないらしい。腰へ密かにぶら下げているのは、親や仲間の牙。
「俺たちに勝つ気でいるのか、参ったな、俺たちと同類だ」
ライラ
ライラ
[Raira]
アルストメリア王国の花間の村・アウディアの村長を務める、鳥族・白鳥の女性。
鳥族の族長も務めており、のんびりとした性格が特徴となっている。
オルゼとよく対で例えられ、彼女の翼を「朝焼けの翼」と呼ぶものが多い。人間たちとの和平を強く望む者の一人。
「だから私は諦めないと誓ったんだ――君たちのような、若者が好きなのでな」
ピギ
ピギ
[Pigi]
アルストメリア王国・アウディアに住む、狐族・銀狐の少年。
幻影魔法の使い手であり、百年前の事件の際も魔法で難を逃れた。
様々な話を聞かせてくれる人間が大好きであり、ライラ同様和平を強く望んでいる。
「皆平和に生きて、仲良く遊べたら良いのにね」
ココシュカ
ココシュカ
[Cocoshuca]
アルストメリア王国王都・フェアリーレンに住む、狐族・金狐の少女。
王国の補佐官補佐を務めており、ギルドの監視も同時に担っている。
人間たちの屋敷でメイドをしていた過去もあり、その時の知識を活かして雑貨屋やケーキ屋などにも出没している。
「人も獣人も、何も差など無いのです」
ミンデル
ミンデル
[Mindel]
フォブルドン王国首都・スクラトゥーラに常駐している、狼族・茶狼の青年。
千里の音をも聞き分ける事が出来ると影で噂されており、狼族では珍しい魔法の使い手でもある。オルゼとはよく体術の手合わせをする仲。
「例え、自分の身を犠牲にしてでも守りたい者に数えると言えるか」
ローリエ
ローリエ
[Laurier]
アルストメリア王国の城で補佐官を務める、正体不明の女性。
キャロルやノエルが暴走しないように見張っていると噂されているが、一切間違っておらず、暴走した二人を文字通り手で止めることが出来る程の実力者。
「損得の話ではないわ、ただ私がしたいことをしただけ、それだけよ」